強壮剤の定番「朝鮮人参」

「朝鮮人参」は朝鮮半島もしくは中国の遼東半島が原産の植物です。日本では「御種人蔘」(おたねにんじん)と呼ばれていましたが、「朝鮮人参」もしくは「高麗人参」(こうらいにんじん)という名称の方が有名でしょう。根が枝分かれして、人間の形に似ていることから「人参」と呼ばれるようになったと言われます。漢方では形状が薬効を決める要素になるため、人体全体に効くと考えられたのでしょう。滋養強壮薬としての効能は確かにあるようです。

本来のニンジンは「高麗人参」

「ウコギ科」の植物で、本来は「人参」といえばこれのことでした。江戸時代から日本でも栽培されるようになりましたが、よく似た「こらふ」という根菜が流行し、これも「ニンジン」と呼ばれるようになりました。元々の「人参」は「朝鮮人参」と区別されるようになり、戦後に韓国に配慮して「朝鮮」を改め「高麗人参」という名が定着します。

韓国から輸入されたものには「高麗人参」と書いてあることがほとんどですが、もともとは日本人がつけた名称です。現在、普通にスーパーで売られている「ニンジン」(元の「こらふ」)はセリ科で、高麗人参とは全く種類が異なります。

「高麗人参」の価格は非常に高いものから安いものまで幅が広いです。大きい小さいに関係なく、色が大切です。白いものは栄養価が低く、あまり薬効はないと言われます。発酵させると白から赤へ、さらに黒へと変化するので色の濃いものほど貴重と言えるのだそうです。山で自生している高麗人参が最も貴重で、6年以上のものは珍しく高価です。韓国では大切な人への贈り物として使われており、1本数万円から数十万円するものもあります。6年以上の良質なものは、日本の松茸よりもはるかに高価です。

古くから伝えられる薬効

薬効については、精神の沈静作用と興奮作用の両方をあわせもつとされます。心臓の収縮力を強め、消化吸収、新陳代謝を高めるという働きがあります。詳しいメカニズムは解明されていないものの、体力回復、消化吸収力の活性化、糖尿病などの治療にも使われています。

古くから伝わる効能が医学的にも実証されつつありますので、ただの「フラシーボ効果」(思い込み)ではないようです。しかし、「これを飲んだ翌日にはビンビンに勃っていた」という話は聞きませんので、長期の服用により、徐々に勃起力を高める効果があるのかも知れません。

「朝鮮人参」「高麗人参」は、滋養強壮に効果があるようです。良質なものはとても高価ですが、毎日服用することで体質が改善され、長期的には精力アップにも効果があるかもしれません。

◇参考サイト
http://allabout.co.jp/gm/gc/298920/2/

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