世界の媚薬も見てみよう

男女のいるところセックスあり、それは世界中どこでも変わりません。
それだけ媚薬の種類も豊富です。
古くはクレオパトラや楊貴妃も使ったとされますが、世界にはどんなものがあるのでしょうか。

古代、「香り」は女性の魅力の一つだった

映像はもちろん、写真や写実的な絵画もない古代においては、香りが女性を特定する重要なアイテムだったと言われています。 媚薬の中には嗅いだり吸引したりするものも多く、その効果と相まって女性の魅力を高めたのではないでしょうか。 また、日本人に比べ体臭の強い民族は、よけいに香りにこだわったようです。
クレオパトラがバラに凝っていて、バラの花を浮かべたお風呂に入ったり、ベッドにも敷き詰めたという逸話は有名ですよね。
その他にも彼女はバラの精油を全身の手入れに使っていました。当時、金よりも貴重だったといいますから、権力を誇示する意味もあったのかもしれません。
一方、楊貴妃はその美貌もさることながら、「えも言われぬ香り」で玄宗皇帝を虜にしたと言われています。その源は体臭だったという説もありますが、彼女はその他にも麝香や竜脳といった媚薬で作った匂い袋を身に着けていたそうです。
麝香は「ムスク」のことで、オスのジャコウジカの性腺から分泌されるフェロモンです。同じような効果のある霊猫香(シベット)はジャコウネコから採取され、どちらもそのままでは強烈なニオイがしますが、香水の原料として珍重されています。
霊猫香はクレオパトラも体に塗っていたと言われていますから、洋の東西を問わず動物系の媚薬の効果の高さは知られていたのでしょう。
竜脳は竜脳樹という木の芯に稀に見つかる白色の結晶で、樟脳のような香りがします。竜脳樹はマレー半島やスマトラ地方のごく一部にしか生育していないため、現代でも本物を入手するのは極めて困難です。

伝説の中の媚薬・その効能は?

「アラビアンナイト」でシェヘラザードが王に語る話の中に、精力剤のレシピを詳細に説明するものがあります。
例えば「中国の畢澄茹(ひっちょうじょ・オイルはアーユルヴェーダにも使われる)の皮2オンス、イオニアの大麻の脂肪1オンス、新鮮なケシ1オンス、スランデの赤シナモン1オンス…などたくさんの材料をすべてすりつぶしてふるいにかけ、純正の蜜を加え、さらにすりあげる。これにムスク5グラン(1グランの1/72が54グラム)、魚の卵のかたまり1オンス、バラの露の水薬少々(薬を溶かすため)を加えた」もの。
現代ではまず材料を揃えることもできないので再現は無理ですが、中世の魔女が調合する惚れ薬に通じるところがありますね。
しかし、ご存知のようにケシはアヘンの原料となる植物です。アヘンは日本の媚薬、「長命丸」にも使用されています。その他にも、このレシピにはシナモンやインドショウガ、カルダモンといったスパイス類が含まれています。刺激を与え、血流を促進する働きがあるので、精力剤としてはそれなりに効果があるかもしれません。

世界の媚薬にも、伝承にすぎないものやデタラメ薬に混じって効果が期待できるものはあります。
しかし、くれぐれも旅行先の海外でよくわからない媚薬を購入したり使ったりしないようにしてくださいね。

中国4000年の精力剤

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インチキが多い中国の精力剤

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おしっこからつくった「秋石」

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